漢方薬でダイエット（１）

わずか数グラムの増減にも

一喜一憂されやすいものですが

ダイエットは健康維持のために

長期的に取り組むことげできる方法が

ベストだろうと思います。

漢方薬は長期的に取り組むことができるか？

答えは、残念ながら「NO」と

言わざるを得ません(笑)。

なぜなら...

まずい！(笑)

高い！(笑)

（お客様の声です）

しかし、逆に言えば

味に抵抗なく

経済的にも少しのゆとりがあれば

継続可能とも言えるわけでもあります。

今日は日本でも紹介されている

漢方薬をご紹介いたします。

●防己黄耆湯（ぼういおうぎとう）

改めてお断りしておきますが

韓国とは処方が異なります。

そして、ダイエットを始めようとされている方

或いは、継続中の方にお勧めしている

わけでもありません。

あくまでも、インターネットに散在する情報を

少し、詳しく知っていただくために

参考としてご覧ください。

ダイエット効果のある漢方薬として

よく検索されるのが

この「防己黄耆湯」と

「防風通聖散」ではないかと思います。

ちなみに、この漢方薬。

韓国で（当院で）処方されることは

ありません。

というか

ダイエット希望で来院されて

処方されたのを

一度も見たことがありません。

理由は、また別の機会に記載しますね。

ところで、一般的には「漢方薬」と呼ばれますが

ほとんどの漢方薬は「生薬」と呼ばれる成分が

幾つかブレンド（調合）されて

一つの「漢方薬」となるわけです。

この「防己黄耆湯」は

6種類の「生薬」から構成されています。

その「生薬」一つ一つを見てみましょう。

１．防已（ボウイ）

防已黄耆湯の名前の一部であるのが

この防已です。

これはオオツヅラフジ（大葛藤）という

植物の茎や根茎を乾燥させたものです。

葉っぱはこんな感じで💗型だったりします。

シノメニンという主要成分が含まれ

主に

利尿効果や

鎮痛効果

があると言われています。

ダイエット時に脂肪よりも

水分代謝に変化が起きた結果

体重が増減することを

前回記載しましたが

防已にはそういう効果が

期待できると言えるのではないかと

思います。

韓国語で防己黄耆湯の

ダイエット効果を検索したところ

日本の大阪医科大学と藍野大学の

共同研究の論文が検索されました！

運動療法による内蔵脂肪の減少効果と

まったく運動をせずに防己黄耆湯を

6ヶ月服用した効果を比較する研究です。

結果は...

なんと、防己黄耆湯を服用した群が

効果が認められたという内容でした！

（結論だけですみません...）

リンクはこちら（韓国語ですが...）

https://m.blog.naver.com/PostView.nhn?blogId=aidenjee&logNo=220375030248&proxyReferer=https%3A%2F%2Fwww.google.co.kr%2F

もちろん、個人差があることは

言うまでもありませんが

可能性は示唆されてますね。

次回は、6種類の成分の一つ

「黄耆」のご紹介をいたします。

ご一読いただき、ありがとうございました。